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みなさん、『ジェネリック医薬品』ってご存知ですか?
辛い花粉症のシーズンになり、症状が重症の方は、どうしても薬に頼らなくてはいけなくなりますよね…。
ツライ鼻水などの症状も抑えたいですが、薬代の出費も極力抑えたいところ…。
そんな時、医薬品にはジェネリック医薬品というお手頃な価格で手に入る流通があるらしく、最近はCMなどでもアピールされています。
最近人気の鼻炎薬アレグラにも、ジェネリックはあるのだろうか?
あるとしたら、価格も気になるところ…。
今回は鼻炎薬のアレグラにもジェネリックはあるのかと、価格について調べてみました!
もしよろしければご参考下さい。
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そもそも、ジェネリックとは?
✅check!!
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許が切れたあとに販売される薬を指します。
新薬と同じ有効成分で同等の効果が期待され、さらに価格が安いのが特徴です。
同じ成分でなぜ価格が安いのかと云うと、
新薬の開発には約10~15年程度の歳月と数百億円以上の費用がかかるそうです。
ジェネリック医薬品は新薬をベースに、再開発をして販売されます。
すでに正規品での安全性・有効性が確認された有効成分を使用しているので、
約3年という短い期間で開発することができるのです。
なので、新薬に比べて少ないコストで開発することができるので、価格が安く流通できているのです。
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アレグラのジェネリックはある?価格は?

ズバリ!アレグラのジェネリックはあります!価格も正規品より安く購入可能!
アレグラのジェネリック薬は、「フェキソフェナジン塩酸塩錠」という名前で流通、販売されています。
正規品のアレグラは、「サノフィ」という製薬会社から販売されている第二世代の抗ヒスタミン薬です。
ジェネリック薬として扱っているメーカーは主にエーザイ、沢井製薬、富士フイルム、東亜薬品などの数社。
各メーカーは基本名称を「フェキソフェナジン塩酸塩錠」で登録し、末尾に「EE」や「サワイ」などの固有文字をつけており、病院側は区別しています。
例えば、アレグラ錠の主なジェネリック薬として、
- エーザイ…フェキソフェナジン塩酸塩錠「EE」
- 富士フイルム…フェキソフェナジン塩酸塩錠「FFP」
- 東亜薬品…フェキソフェナジン塩酸塩錠「TOA」
- 明治…フェキソフェナジン塩酸塩錠「明治」
- 沢井…フェキソフェナジン塩酸塩錠「サワイ」
もちろん正規メーカーのサノフィが扱っている、アレグラの30mg錠タイプや水なしで飲めるOD錠タイプなどもジェネリックが開発され販売されています。
気になる価格ですが、後発薬であるジェネリックになるので安く購入する事ができます。
- アレグラ錠60mgの薬価は、約72円。
- ジェネリックの薬価は、約31~41円程度。
メーカーによって薬価は異なりますが、1錠あたり約30円ほどジェネリックが安くなります。
ジェネリックは価格が安く、コストパフォーマンスは良いですが入手方法に限りがあります。
アレグラのジェネリック「フェキソフェナジン塩酸塩錠」は各メーカー問わず、病院処方のみでしか入手できません。
ドラッグストアなどでは販売されておらず、インターネット通販や医薬品の通販サイトでも販売されていません。
ご注意下さい!!
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まとめ

アレグラのジェネリックはあるのかと価格についてご紹介しました。
アレグラを問わず、
殆どのジェネリック薬は新薬と同様に、国が定める厳しい規制や基準をクリアして製造・販売されています。
しかし、
ジェネリック医薬品の試験には「有効性の試験」は存在しても「安全性の試験」はあまり重要視されていないこともあるそうです。
そのため、ジェネリック医薬品は先発品の正規品と比べ、情報量が極端に少ないうえに、安全性のデータがほとんど存在しないなんてことも。
ジェネリック薬は先発品と比べて『完全に有効性が同じ』というよりは『統計学的に先発品と差がない』というのが、正しい表現と各方面では云われています。
もちろんジェネリック医薬品でも正規の医薬品と変わらないくらいの効果が期待される薬もあります。
「正規品より価格が安いからジェネリックにしよう!」と思いますが、
ジェネリック薬にもこのようなリスクがあると念頭に入れておくのもいいかもしれませんね。
自分自身の身体にあった薬を見極めていきましょう。
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