子育て

産後クライシスの原因って何?なりやすい人ってどんな人?

産後クライシスの原因って何?なりやすい人ってどんな人?

産後クライシスは、産後うつと似ているようですが、意味自体に関連性はありません。

ただ、産後の精神的状況は、産後うつも産後クライシスも似ている所があります。

産後クライシスは、家庭崩壊を招くという意味では、産後うつよりも厄介な症状とも言えます。

産後うつにしても、産後クライシスにしても、原因が何かがわからないと、症状は悪化していく一方です。

 

結婚してから愛情が冷めることも時にはありますが、お互いが好意を持って結婚したのですから、産後クライシスは出来るだけ防ぐ必要があります。

また、産後クライシスは全員がなるわけではなく、なりやすい人となりにくい人がいます。

ただ、産後クライシスは両親の性格が悪いからそうなるのではなく、ある一定の条件が揃えば誰でもなりうる症状とも言えます。

 

産後の母親のことを大事に思うことが産後クライシスを防ぐ方法でもあります。

以下に、産後クライシスの原因や、なりやすい人にはどんな人がいるのかなど簡単にご紹介します。

 

産後クライシスの原因って何?

産後クライシスは、産後2年以内に、夫婦の関係が悪化し、不仲になってしまう現象の事を指します。

元々は、NHKの情報番組が作りだした造語でもありますが、今や社会現象になるほど症状が現れることも多くなっています。

 

産後クライシスの意味や産後うつとの違いは、以下の記事を参考にして下さい。

産後クライシスの意味と症状とは?産後うつとは違うものなの?
産後クライシスの意味と症状とは?産後うつとは違うものなの?産後クライシスと聞くと、もしかすると産後うつと同じものと考える方も多いかも知れません。 ですが、似ているようでも産後クライシスと産...

 

 

産後クライシスにかかってしまうと、以下のような症状が現れます。

 
  • 感情の起伏が激しくなる
  • 脱力感が生じる
  • パートナーにイライラする
 

それが元になって、夫婦間の関係が悪化してしまうんですね。

産後クライシスが元になって、最悪離婚なんて事にならないように、原因をまず知っておきましょう。

以下に、産後クライシスが起こる原因についてご紹介します。

 

✅産後に起こる体調不良が原因

母親は、妊娠期間中も様々な変化に対応しつつ、出産と言う大仕事を成し遂げます。

しかも、その後休む暇もなく、赤ちゃんの世話もしなければならず、これは大変に重労働です。

そのために、精神的にも体力的にも限界まで疲労していきます。

産後の母親の体は大ダメージを受けるので、体力の回復が追い付かず、産後クライシスに陥ってしまい、夫などに辛く当たる事もあるんですね。


✅ホルモンバランスが変わる事が原因

妊娠中には沢山あった女性ホルモンも、出産と同時に激減してしまいます。

急激なホルモンバランスの変化が起こることで、母親の体が変化に付いていけないと、それだけで体も精神も疲労してしまうんですね。

自分ではなかなか制御出来ませんが、産後クライシスに陥ることが無い場合は、時間とともに段々と落ち着いていきます。

産後クライシスになりやすい人は、変化に対応しきれず、それがストレスになり、症状が出てしまうんですね。


✅精神が不安定でうつの合併症を起こす

産後仕事を退職してしまった女性は、赤ちゃんを産んだ嬉しさと同時に、社会から取り残されたような疎外感を感じる事があります。

友達との会話がうまくいかなくなったりなど、自分の価値観が崩れることで、焦燥感を感じることも多いです。

産後クライシスの原因として、産後うつを併発してしまう人もおり、実は両者には接点もあるんですね。


✅夫が育児に参加するかしないか?

妊娠してからすぐに母性が生まれる母親と違い、夫は赤ちゃんが生まれてから初めて父性に目覚めます。

母親は育児が初めてだとしても、やはり夫よりも育児が上手なのは仕方のないことです。

何しろ授乳が出来るのは、母親だけです。

そこで夫が積極的に育児に挑戦したとしても、やり方が違う事などにイライラを募らせてしまうこともあります。

誰だって、最初は上手くこなせないと言う事がわかっていても、不満が募ることで、夫に辛く当ってしまいます。

夫もストレスのはけ口にされることに不満を覚え、結果夫婦間の愛情が冷め、産後クライシスに陥ってしまうこともあるんですね。

 

母親と父親の関係が悪化するのは、両方とも我慢が足りない場合もありますが、一般的には父親が悪いという風潮があります。

ただ、本当に父親だけが悪いのかと言うと、実際にはそうでもない事も多いです。

お互いが相手の気持ちをわかってあげられないと、産後クライシスは誰にでも起こりうる症状なんですね。

 
スポンサーリンク

産後クライシスの主原因は女性ホルモンの低下?

産後クライシスの原因って何?なりやすい人ってどんな人?産後のセックスレスは、夫婦にとっても悩みの種です。

全部の夫婦がそうではありませんが、中には夜の営みが産後クライシスや離婚の原因になることもあります。

 

産後クライシスの主な原因


産後クライシスの主原因は、女性ホルモンの低下にあります。

具体的には、女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の急激な減少が原因と言われています。

上記の二種類のホルモンが激減する代わりに増えるホルモンが「オキシトシン」です。


オキシトシン自体が悪いホルモンと言うことではなく、子供を守るために分泌されるホルモンなので、逆になくてはならないホルモンでもあります。

このホルモンの影響で、育児に積極的ではない人間に対して、母親が攻撃的になってしまうと言われています。

 

多くの母親がホルモンの影響でそうなっているにも関わらず、単なるわがままと捉えられることが多いです。

母親が出産する前から母性が生まれるのに対し、赤ちゃんが生まれてきた時に初めて父性が目覚める父親とではタイムラグがあります。

即刻父親になれない夫に対して、母親が厳格な審査員のような態度を取って、夫に駄目だしをしてしまうこともあるんですね。

 

人間の本能的なレベルで起こる産後クライシスですが、原因がどこにあるかも知っておきましょう。

母親が機嫌が悪くなるのは夫にしても嫌な事ですが、どんな原因があって、どんな症状が現れるかを知っておけば、夫も許容できることも多いです。

まず何故攻撃的になるのかを知っておくことで、母親のわがままかそうでないかを見極める必要があります。

 

産後クライシスになりやすい人

産後クライシスは、前述もしたように誰にでも起こる可能性がある症状です。

妊娠前にラブラブな夫婦であっても、産後クライシスが原因で別れてしまうこともあります。

では、産後クライシスになりやすい人には、どんな特徴があるのでしょうか?

以下に、簡単にまとめてみました。

 

ストレスを溜めこみやすい人

産後のストレスを上手に発散できず、リフレッシュする事が出来ない人は産後クライシスにもなりやすいです。

産後の外出できないストレス発散法7選!いつから外出OK?
産後の外出できないストレス発散法7選!いつから外出OK?産後、1カ月ほどは産褥期と呼ばれ、赤ちゃんにかかりきりになるせいか、ストレスは余り感じないと言います。 ですが、3カ月が経つと育児...




妥協が出来ない人

育児も家事も手を抜く事が出来ず、ついつい頑張りすぎてしまう人も産後クライシスになりやすい人と言えます。




夫婦間の話し合いが少ない人

お互いが自分の気持ちを語り合うことが出来ない人は、相手に何をしたいかなどを言いたくても言えず、ストレスと不信感が募っていきます。




夫が育児をしない

仕事一筋の夫はある意味頼もしいですが、育児は母親がするものと思う夫は母親の辛さをわかってあげられず、母親だけにストレスが溜まります。




亭主関白の夫

育児をしないのはもちろん、母親のやることをいちいち指図する夫は、母親からの愛情が冷めてしまうのも仕方のないことかも知れません。

 
スポンサーリンク

まとめ

産後クライシスの原因って何?なりやすい人ってどんな人?産後クライシスの原因は、女性ホルモンの低下や体調不良、それに加えて産後うつなどの併発にもあったんですね。

大変な思いをして出産した母親が、赤ちゃんを守ろうと思う余りに、夫に攻撃的になるのは本能による所もあります。

育児が上手く出来ない父親に攻撃的になってしまう女性も悪いですが、それは本能的な反応でもあります。

産後クライシスという言葉だけが一人歩きしないように、お互いが話し合えるような環境を作り、育児は両親がするのがベストですね。

 

育児は母親だけがするものという昔の風潮がありますが、実際には両親の協力によって生まれてきた子供です。

慣れない育児に父親もストレスを抱える事もあるかも知れないですが、母親の事を思って何かをしてあげられるのは素敵なことです。

産後クライシスに陥らないように、普段から何でも話し合えるような関係でありたいものですね。