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産後の肥立ちが悪いと死亡する恐れが!?肥立ちが悪いとどんな症状が出る?

産後の肥立ちが悪くなると…死亡することもあるって本当?!

悪くならないためにはどうしたら良いの!

 

産後の肥立ちという言葉は昔から使われている言葉ですが、産褥期という別名もあり、若いお母さんならこちらの方がしっくり来るかも知れません。

実は、産後安静にするように言われるのは、産後の肥立ちを悪くしないための昔からの知恵の一つなんです!

 

子供を産んだことで大ダメージを受けた母体には、産後は特に体を休める必要があるのですね。

産後の肥立ちが悪いことが原因で死亡する恐れがあるとしたら、これは他人事だと思ってはいられないですね。

どれだけ科学が発展しようとも、人間の体のメカニズム自体は変わりません。
だからこそ、産後の肥立ちににおいて注意すべきこともずっと変わらないのです。

 

では、産後の肥立ちが悪いと出る症状とは何でしょうか?

 

産後の肥立ちを悪くする原因や産後の正しい過ごし方など知っておけば、赤ちゃんのためにもお母さんのためにもなるのです。

 

この記事を最後まで読めば、産後の肥立ちが悪くならず、原因も対策方法も知ることが出来るようになりますよ!

 

産後の肥立ちとは?

肥立ちという言葉には、二つの意味があります。

 
  1. 日を追って成育していく事
  2. 病気や体の調子が日を追うごとに良くなる
 

両者のうち、産後の肥立ちに該当するのは二番目の意味で、産後に母体が自然と妊娠前の体の調子に戻ろうとすることを「産後の肥立ち」と呼ぶのですね。

ただ、昔から言われている言葉にも関わらず、産後の肥立ちの意味を知っている母親は少ないと言います。

 

産後の肥立ちは、現在では産褥期と呼ばれ、こちらの方が若い母親には馴染みのある言葉かもしれません。

ちなみに、産後の肥立ちが終わると、元の生活に戻れるようになるため「床上げ」なんて呼ばれる事もあります。

こちらも昔から使われている言葉ですね。

 

産後の肥立ちを良くするのも悪くするのも、産後の過ごし方によります。

もし家事などをしなければいけない時には、夫に手伝ってもらう、家族に手伝ってもらうなどして、しっかりと体を休めるようにしましょう。

産後に体を休めることが出来ないと、肥立ちが悪くなるだけでなく、弱った体が元に戻れず、最悪死亡してしまう可能性だってあるのです。

赤ちゃんにあげる母乳にも影響してくるので、産後に体を休めることは絶対に必要な事です。

 

特に産後はストレスが溜まることで、母乳がストップしてしまう事もあります。

粉ミルクを使うと言う方法もありますが、母乳には赤ちゃんに大切な栄養が沢山含まれていますので、やはり母乳を使った育児は大切です。

「ダラダラして!」なんて言われることも、もしかしたらあるかもしれないですが、産後に関して言えば、ダラダラするのは悪い事ではないのですね。

 
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産後の肥立ちっていつまで?

産後6~8週間が産後の肥立ち=産褥期にあたり、母親は体を休める必要があります。

医学が発達する前は、産後の母親の栄養状態が悪いことで、体力が回復せず、それこそずっと床から出られない事もあったそうですが、その弱った体で家事をこなしたりすれば、昔に限らず今でも危険な行為である事に変わりはありません。

弱った体で無理をすれば、細菌に感染する危険性もありますし、体に無理がかかり、そのまま死亡するなんて事もあったそうです。

 

産後の肥立ちが悪いという言葉が昔に生まれていたのは、当時の母親の置かれた環境が強く関係しています。

産後に安静にする意味は、下記の記事を参考にしてみて下さい。

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産後の肥立ち=産褥期の中でも、特に産後三週間が大事と言われています。産後の母親の体は、主に三つの動きがあります。

 

産後三週間の体の変化

  1. 子宮復古
    後陣痛なんて呼ばれることもありますが、子宮が妊娠前の状態に戻ろうとして起きる収縮活動を指します。
  2. 生殖機能回復
    生理が再開し、子宮内部のホルモンの量などが変化することを指します。
  3. 臓器全体の回復
    腎機能などが復活しだし、出産の時の貧血などが回復に向かいます。


 

産後三週間が過ぎたら、体の回復も早くなりますので、特に産後の肥立ちの最初の三週間が大切と言われるのはそのためです。

また、帝王切開で出産した場合は、更に回復に時間がかかりますので、三週間と言わず体力が回復するまでは無理をしないのが大切です。

 

肥立ちが悪いとでる症状は?

産後の肥立ちが悪いと出る症状には、以下のようなものがあります。

 

子宮復古が不全になる

産後時間をかけて大きさが元に戻るはずの子宮が、なかなか元に戻らなくなります。

そのため、悪露(おろ)という出血が長期間続く事があります。




産褥熱にかかる心配がある

子宮や産道などから細菌が入ってしまうことで、高熱が続きます。

長期化すると死亡の恐れもある怖い病気です。




乳腺炎にかかる可能性

乳腺内に母乳が溜まるのは通常の事ですが、産後に無理をすることで体が弱り、細菌にかかりやすくなります。

そうすると、乳腺が詰まり、乳腺炎などを起こして、感染症にもかかりやすくなるのですね。




産後鬱(マタニティーブルー)にかかりやすくなる

産後にイライラしたり、食欲不振になったり、気分が落ち込んだりと、産後の鬱にかかる母親も多いと言います。

育児にも不安があり、夫はもちろん、産んだ子にも愛情を注げなくなります。

精神的にも肉体的にも悪い状態になりますので、産後の肥立ちで一番問題になるのは、産後鬱にかからないようにする事かも知れませんね。




尿漏れや腰痛に悩まされる

産後の骨盤のゆがみや骨盤が広がった事によって起こる症状の一つです。

腰痛が酷くなると、床上げしてからも動く事が困難になりますので、産褥期には体を安静にして、骨盤の回復を待ちましょう。




死亡することもある?!

昔は産後の肥立ちが悪いことで、亡くなってしまう方も多かったそうです。

子宮が元に戻らないことが原因で起こる失血死や、産褥熱が悪化してしまい、敗血症という怖い病気の合併症があったのですね。

 

現代では産後のケアは改善されつつありますが、それでも産後は気をつけないと大変な事になると覚えておきましょう。

 

産後の肥立ちが悪いと更年期障害に繋がる?


産後の肥立ちが悪いと更年期障害にも繋がると言うのは、聞いた事があるかもしれません。

若いうちに出産した方は「そんな先のことなんて…」と思われるかもしれませんが、実際には更年期障害に繋がる可能性は十分にあります。

 

骨盤が歪む事が主原因で、産褥期に無理をしてしまうことで、治るはずの骨盤の歪みが治らないことがあるのですね。

そうなると、更年期になった時に、下腹部にあたる臓器に障害が出たり、子宮筋腫などにもかかりやすくなってしまいます。

また、骨盤のゆがみが原因となって、偏頭痛などが起きやすくなることもあります。

産後の肥立ちが悪いと、若いうちだけでなく、年を取ってから、もっと言えば更年期にも影響が出てくるのですね。

 

昔の人が産後安静にしなさいと言うのには、ちゃんとした理由があるのです。

産後は絶対安静が大原則なので、くれぐれも産後に無理をしたり、すぐに動き回ったり、足を組んだりなどの行動は控えるようにしましょう。

また、産後太ったからと言って、無理なダイエットも禁物です。

授乳をするだけでも、母親はかなりのカロリーを消費します。つまりは、無理なダイエットなどしなくても、安静にして母乳を与えるだけでもダイエットになっているのですね。

 
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まとめ


産後の肥立ちを悪くしないようにするのは、赤ちゃんのためでも母親のためでもあります

くれぐれも無理をしないで安静にする事が大事です。でないと、怖い結果が待っているかもしれません。

産後は食事にも気を使い、なるべく温かく汁気の多い食事を心がけてみて下さい。

食事の種類によっては体力の回復が早くなりますし、母乳も多く出るようになります。母乳は血液から作られますので、母親の体調によって味などにも変化が出ます。

水分不足やカルシウム不足にならないように、産後は食生活にも注意が必要です。

 

甘え上手になって、辛い時には家族に頼るなどしましょう。
出産と言う大きな仕事を終えたわけですから、普段より甘えたって良いですよね?

産後の肥立ちが悪くなるのは、産後の過ごし方一つで決まります。

 

とにかくしっかりと休んでおくことが、今だけでなく将来においても良い結果が出るのですね。

特に産後鬱になってしまうと、離婚の原因にだってなりえます。

家族の理解を得られることが、産後の一番の特効薬かもしれないですね。

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