雑学・節約術

天皇の生前退位って何?次の年号は誰が決める?

日本国旗

今上天皇が生前退位の意向を示したことで、様々な疑問が生まれてきますよね。

 

「生前退位とは何なのだろうか?」

「年号はどうなるのだろうか?」

 

といった疑問達です。

その疑問に、3つのポイントで、今から答えさせて頂きますね♪

 

 

生前退位とはどゆうこと??

生前退位とは、

天皇がご存命のうちに、皇太子に天皇の位を譲ること

を指します。

 

最近では、今上天皇が、生前退位の意向を示されています。

大変珍しいことのようにも思えますが、実は、明治大より前には珍しいことではなかったのです。

 

明治以降の天皇は皆、死去したことによって、天皇の位が皇太子に引き継がれている形となっています。

ではなぜ、明治以降は生前退位がなかったのでしょうか。

その理由が、明治維新で数百年ぶりに大政奉還されたことにあります。

 

大政奉還(たいせいほうかん)

江戸時代末期の慶応3年10月14日(1867年11月9日)に江戸幕府第15代将軍徳川慶喜が政権返上を明治天皇に奏上し、翌15日に天皇が奏上を勅許した政治的事件である。

― Wikipediaより -


 

その際に、天皇を絶対的な存在とするため、生前退位を皇室典範に加えなかったのです。

皇室典範とは、皇室に関する法律のことをさします。

そのため、明治以降に生前退位を行った天皇はいないのです。

 

生前退位を認めた場合、それを認める存在が必要になり、その存在と言うのは、天皇以上の存在

になってしまうかもしれませんよね。

だからこそ、皇室典範に生前退位を加えなかったのではないでしょうか。

 

 
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何故生前退位をするの??

今上天皇で言うならば、その年齢と持病のことがあったからです。

天皇というものは、ただ存在しているだけではなく、多くの公務を行わなければならない存在なのです。

毎日のように多くの公務をこなす日々は、高年齢の方や、病気をもたれている方では、なかなか難しいものがあります。

 

天皇という尊い存在だからこそ、公務を適当に行ったり、なんとなくで行ったりすることもできません。ですから、

きっちりと公務をこなしていくことができないと判断した天皇は、生前退位し、自分以上にしっかり公務をこなしてくれると思う皇太子に、自らの位を譲る

というわけなのです。

 

こういったことを考えると、天皇の年齢や健康も考えて、それらに合わせた公務内容にしたり、スケジュールをたてたりする必要がでてきますよね。

天皇であっても人間ですから、年もとりますし、病気にもなるのです。

国民皆で考えるべき、大切な問題なのです。

 

 

年号は誰がどうやって決めるの??

富士山 大正や昭和、平成…など、誰もが知っている年号ですが、その決め方とはいったいどのようなものなのでしょうか。

年号の決め方は、1979年に公布された元号法に基づいて決められます。

 

しかし、その元号法は、とてもざっくりとしたものであったため、1984年に修正されています。

つまり元号の決め方は、その修正された元号法をもとに決めていくということなのです。

因みにその元号法とは、5つのものからなっています。

 
  1. 漢文学や国文学関連の大学教授ら有識者が候補を考案。
  2. 内閣官房長官が選定。
  3. 閣議で協議。
  4. 国民を代表する形で衆参両院議長の意見を聞く。
  5. 閣議で決定。
 

つまり、例え生前退位であっても、天皇の独断で決めるわけではなく、色々な人がかかわって、一つの元号が生まれるというわけなのです。

 

 
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まとめ

全ての人が知っている天皇や元号といったものの中にも、まだまだ分からないことはたくさんありますよね。

ただ一つ言えるのは、どのようなことにも多くの人がかかわっているということです。

天皇も人間ですし、元号にも色々な意味が込められており、多くの人々が決めるということを忘れないようにしたいですね。