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まな板と言えば、木のまな板をお使いの方も多いかと思います。
でも、長い間使っていると、かびてしまったり、割れてしまったりなど、同時に悩みも多いですよね。
特に、殺菌消毒を忘れると、夏に限らず、食中毒の危険もあります。
とは言え、木のまな板は便利なのと、包丁で食材を切りやすく、使い勝手が良いので、やっぱり使い続けたくなりますよね?
そんな時、普段使っているまな板のお手入れ方法がわかれば、長く使うことが出来ますし、安心安全に使うことが出来ますね。
ということで、今回は木のまな板のお手入れ方法やひび割れを予防するにはどうしたら良いのか?などを簡単にまとめてみました。
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木のまな板のお手入れ方法は?
ご家庭によっては、プラスティックのまな板をお使いの方も多いと思いますが、木のまな板に人気があるのは、ある理由からです。
例えば、プロの料理人は、木のまな板を使ってる方が多いですよね。
その理由は、プラスティックのまな板だと、包丁がすぐに刃こぼれしてしまうからです。
その点、木のまな板は独特の柔らかさなどから、刃こぼれしにくく、需要も高いんですね。
でも、お手入れ方法を知らないと、そのメリットが活かしきれないことも。
では、木のまな板のお手入れ方法ですが。
木のまな板のお手入れの基本は、
✅check!!
- 良く洗うこと
- しっかり乾燥させること
この2つを守れば、かなり長持ちさせることが出来ます。
ただ、木のまな板で気をつけないといけないこととして、
しっかりと乾燥させるためであっても、日光に当ててはいけないんです。
日光に当てるとすぐ乾燥するように見えますが、実は日光に当ててしまうと、ひび割れや反りなどの問題が出てくるんです。
熱湯をかけて殺菌消毒する方がいますが、こちらもNGです。
熱湯をかけて殺菌をしてしまうと、肉や魚のタンパク質が固まってしまいます。
こちらは、プラスティックのまな板でも同じなので、熱湯をかけるのは避けて下さい。
同じようにNGなのは、食器洗い用洗剤を使って、まな板を洗うことです。
もし洗うとしたら、水道水で汚れをざっと落としてから、たわしを使って、しつこい汚れを落とすようにしましょう。
洗った後は、水分を良く拭き取り、風通しの良い場所でまな板を乾かします。
お手入れの基本をリストでまとめてみますと。
✅check!!
- しっかりと洗い、良く乾かすこと
- 直射日光に当てないこと
- 熱湯で消毒をしないこと
- 食器洗い用の洗剤で洗わないこと
- 汚れは水道水で落とすこと
- しつこい汚れには、たわしを使うこと
- 乾かす時には、風通しの良い場所で干すこと
意外と知られていないことなので、NGの行動を取っている方も多いかと思います。
木のまな板は、しっかりとお手入れをしておけば、長持ちさせることも出来ますので、まずは基本のお手入れ方法を覚えておいて下さいね。
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まな板のひび割れ予防の方法は?
まな板を正しくお手入れをしていないと、ひび割れたりなどの問題が出ることがあります。そこで、普段からのお手入れ方法をまとめてみますね。
✅check!!
●まな板を使う前に、水で濡らしましょう!
これをしておくと、汚れや匂いが沈着するのを防いでくれますので、日頃から出来る簡単な方法として覚えておくと便利です。
●洗った後は、水をしっかり切ってから、立てて置き、自然乾燥をさせましょう!
食器洗い乾燥機などに入れて乾かすと、ひび割れの原因になります。
また直射日光を当てて、急激に乾かしたりしても、やはりひび割れが起こることがあります。
木のまな板がひび割れするのは、急激な乾燥が原因のことが多いです。
そこで、木のまな板を乾燥させる時には、陰干しをして乾燥させて下さい。
長時間日光に当てたり、食器洗い乾燥機を使うと、割れたり、反りの原因になります。
もし反りが出た場合は、一旦まな板を水で濡らしてから、水平になるように力をぐっと加えます。
この方法を使って戻ることもありますが、基本的には乾燥する時には「陰干し」を念頭に置いて下さい。
木のまな板の殺菌消毒の方法って?
木のまな板は、食中毒を防ぐ意味でも、しっかりと殺菌消毒をしておかないといけません。でも、ちょっと待って下さい!
漂白剤を使うのは、NGですよ?
結構ワイドハイターなどの洗剤を使って、殺菌をしている方がいますが、木のまな板でそれをするのはNGです。
では、正しい殺菌方法をご紹介しますと。
✅check!!
●重曹を使った殺菌方法
熱湯消毒も食器用洗剤もダメということになると、どうやって殺菌消毒をしないといけないのかが気になる所ですよね?
そんな時には、殺菌効果のある重曹を使ってみて下さい。
ちなみに、掃除用の重曹でもOKですし、食用でもOKです。
重曹をまな板に擦りこんでから、しばらく放置し、その後洗い流すだけでOKです。
漂白剤を使ってしまうと、まな板に洗剤が染み込んでしまい、逆に危険です。
その点重曹なら、食用もあるくらいですから、安心ですね。
重曹は、普通にスーパーでも売ってますし、100均などにも置いてあります。
もし殺菌消毒したいという場合は、安くて安全な重曹を使ってみて下さいね。
●熱湯で殺菌する方法
あれ?熱湯はダメなんじゃないの?と思われるかも知れませんが、それは単にタイミングの問題になります。
肉や魚を切った直後は、タンパク質が固まってしまうのでダメですが、たわしなどでしっかりと洗ってから、熱湯で消毒するのはOKです。
まず、水ですすぎ、しっかりと汚れを落としてから、まな板に熱湯を回しかけて殺菌という方法もあるんです。
お湯で消毒することで、乾くのも早くなりますし、何よりお手軽ですよね?
と二つの殺菌消毒方法をご紹介しましたが、食中毒など起こさないように、普段からお手入れはしっかりするようにして下さいね。
木のまな板を削る!?
実は、木のまな板を使うことのメリットの一つとして、削って長持ちさせるという方法があります。
木のまな板は、使っていくうちに、黒ずんできたり、傷が出来たりします。
でも、その傷や黒ずみを、かんなで削ることで、新しい面を出すことが出来るんですね。
表面を削ることで、新品のまな板のように、綺麗な面を出し直すことが出来るんです。
かんなと言うと、素人には削るのが難しいと思われがちですが、最近では素人でも使いやすい小型のタイプも市販されています。
プロにお任せするという方法もありますが、市販の小型タイプなら使いやすく、安く済むので、木のまな板の黒ズミなどが気になるようなら、自分で直す方法もあるんです。
有名なかんなに「まな板削り ミガクリン」というのがあるので、そちらを試してみるのも良いかと思います。
普段のお手入れも大事ですが、どうしても長く使っていると、汚れが落ちないこともありますので、そんな時には、かんなで削って、新品同様に直せるのも、木のまな板の魅力の一つですね。
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まとめ
最近はプラスティックのまな板も増えて来ましたが、他にも、竹製のまな板なんていう商品も増えて来ましたね。
我が家では、セラミック包丁を使っているため、刃こぼれしないようにと、木のまな板を使っています。
ですが、お手入れ方法を知らなかったので、NG行為を連発していた過去もあります。
もし正しいお手入れ方法を知っていたとしたら、木のまな板をかなり長く使えるわけですし、食中毒の予防にもなりますよね?
プラスティック製のまな板と比べると、お手入れ方法は面倒なことが多いですが、木のまな板だからこそのメリットも、数多くあります。
木の種類にもよるので、どのまな板が良いかとは一概に言えませんが、木のまな板をプロが使うには理由があるんですね。
ぜひ、正しいお手入れ方法を覚えて、まな板を快適に使えるようにして下さいね。
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